JAガンバレ農業!
【第91回】

農業も「見て習う」が大事
~トマト農家、高梁市備中町、三吉輝市さん~

(高梁市備中町)撮影日:平成31年4月25日
トマトの生育を確認する三吉さん

トマトの生育を確認する三吉さん

高梁市備中町の三吉輝市さん(70)は、ハウストマト10aの経営を目指し、今年は2棟増やして5棟で約8a、約1,800本の栽培に挑戦します。県内最大の夏秋トマトの産地JAびほくでは、生産者が徹底した適正管理で、7月からの本格出荷に取り組みます。大工職人を約50年続け、8年前に既存のハウスで栽培を始めた三吉さんも産地の担い手として、定植に向け、育苗に追われています。

4月下旬、ハウス内で苗が青々と伸び、5月20日頃の定植を待っていました。三吉さんは、一鉢ずつ丁寧にかん水しながら、「大工も人の技を見て技を習得してきたが、農業も似ている。周りを見ながら試行錯誤し、天候にも左右され難しい」と話します。

2018年は課題だった出荷後半の収量確保をクリア。備北広域農業普及指導センターやJA営農指導員の指導で、定植位置を変更して少しでも屋根から株を遠ざけたことで、着花が良く収量を確保しました。「出荷後半に出たことがないほど収量が確保できた」と喜びました。

次の課題は、1株あたりの果数。着花数の確保が必要で、昨年は平均まであと一歩のところでした。「指導員に相談して解決していきたい」と意気込みます。

斜め誘引の生産者が多い中、三吉さんは吊り下げ栽培を採用。管内のトマト農家を見て決めました。「学んで実践し、合わなければやめるの繰り返しだが、理想の収量を目指す」と意欲的です。

育苗中のトマトの苗

育苗中のトマトの苗