JAガンバレ農業!
【第89回】

独立の夢をかなえ「独立」し、ブドウ農家へ
~ブドウ農家、吉備中央町の松岡潤さん~

(吉備中央町北)撮影日:平成31年3月7日
枝の結び直しをする松岡さん

枝の結び直しをする松岡さん

岡山県吉備中央町の松岡潤さんは、都市部からIターンしてブドウ生産者として独立の夢をかなえました。2年間の就農研修を経て、JAびほく特産「ニューピオーネ」や「シャインマスカット」など6品種を栽培。成園20aを管理し、今年は40aに苗木を植え、60aまで拡大を計画しています。夫婦二人三脚で、産地の担い手として活躍しています。

岡山市出身の松岡さんは、造園業やアパレル関係で働いた後、香川県で8年間林業に携わりました。林業を通じて、自然と触れ合う仕事の面白さを実感し、農業へ興味を持ち、果樹が豊富な地元、岡山で子どもが好きなブドウの栽培を決意しました。

20代から起業願望もあり、就農支援制度など支援が充実している吉備中央町に2014年夏移住。独立の夢をかなえました。

こだわりは土づくり。「ニューピオーネ」は栽培マニュアル体系が整備されているため、その基本は忠実に守りながら、冬に芝を集め、堆肥や腐葉土は自家製です。「化学肥料も使うが、自然のものを極力使いたいので土づくりはこだわりたい」と、芝かきに精を出しています。

同JA賀陽総合センター管内で推奨する黒大豆にも挑戦し、2018年は25aで栽培。経営の主力をブドウに移しましたが、2019年は5aの作付けを予定しています。

いいブドウを作るのが自分の一番の目標とする松岡さん。「上位等級のブドウは当然いい。しかし天候で着色不良のときもある中、それでも消費者が納得して『おいしい』と喜んでくれるのがいいブドウではないか」と理想を求めました。

新たに栽培を始める園地(手前)

新たに栽培を始める園地(手前)