営農講座

ピオーネピオーネ

営農生産部園芸課 
継山 仁之 営農担当
090-2944-5656
担当者

大房にならないように注意しましょう(2019年6月)

 今月は新梢管理、ホルモン処理と大切な作業が続きますが、花穂の切り込みが大きくなると粒間引きや房づくりで時間が掛かり作業の遅れ、大房につながります。再度確認し適期作業に努めましょう。

◆ホルモン処理(図1)

 1回目のホルモン処理の目的は無種子化と結実安定のために満開~満開後3日までに行います。開花前後の天候不順や樹勢が強い場合など着粒状況に心配のある場合は方法①が良いと思います。

 2回目は果粒肥大を目的に満開後10~15日までに行うようにしましょう。

図1 ジベレリン処理

◆摘房(房づくりの前に摘房を)

 効率よく作業を進めるために着果量を制限し、果実の品質向上と樹勢維持を図るために行います。2回目ホルモン処理前から遅くても果粒軟化直前までに行うようにしましょう。

◆果房整形(粒間引き)

 果房の大きさ、形を整え果粒の揃いをよくするため、1回目ホルモン処理後3日後位から始めましょう。

 まずは肩の位置を決め、小粒果、傷害果、内向き果などを取り除き30~35粒程度にします。果房によって、先端を落とすなど調整し、長くならないように心がけましょう。

◆開花後の新梢(副梢)管理

 開花後は、必要な葉数を確保しつつ、強く伸びる枝を抑え(満開~40日頃までに)果実肥大を図るようにしましょう。

◆防除

 梅雨時期に入り、ホルモン処理や粒まびきなどの作業で防除のタイミングが難しいと思いますが、天候や作業を確認しながら行うようにしましょう。

今月の防除例(作業防除暦より)