営農講座

ナスナス

賀陽総合センター
西本 拓也 営農担当
080-2928-5883
担当者

草勢の回復を(2017年9月)

 高温期の収穫最盛期を終えて、なり疲れや乾燥など草勢の低下が心配されます。草勢が低下すると、不良果の増加・花落ちの助長・根量の低下などを引き起こすことになりますので、施肥管理などをしっかりし、安定した生産に努めましょう。

肥料を切らさないように

 草勢の状況を見ながら、7~10日おきに追肥をし、草勢を低下させないよう2~3kg/10aの窒素成分を補いましょう。

適正な水分管理

 暑い時期に土が乾燥していると追肥の効果が落ち、また果実品質の低下を招き、つやなし果(ぼけ果)の原因となるので、土が乾燥しているときは朝夕の涼しい時期にかん水しましょう。半面、秋雨などで降水量が増えることも心配されます。ほ場内に長時間水がたまらないように排水対策をしましょう。

地温の確保

 施肥、かん水をしても根が充実していないといけません。地温を抑制するために行っていた敷きわらなどを取り除き、地温を確保しましょう。

摘葉をしましょう

 秋になるとなすの茎葉が込み合ってきます。日照量が低下していくので古い葉、病気や害虫の被害があった葉は取り除きましょう。風通しを良くし、果実や花に光をしっかりと与えることで、品質の良いなすの生産に努めましょう。

 ただし、一度に多くの摘葉を行うと根が傷み、草勢の低下・実の太りに影響が出ます。せっかく行った作業が無駄になるので、摘葉枚数は1回1株あたり2~3枚程度に留め、こまめに行いましょう。