営農講座

桃

営農生産部園芸課 
信下 光晴 営農担当
080-1900-9044
担当者

計画的な縮伐・間伐を(2017年8月)

 先月に引き続き清水白桃やおかやま夢白桃、川中島白桃などの収穫があります。暑い時期ですので健康管理には十分注意して収穫してください。

縮伐・間伐

 樹が混み合っていると、日当たりが悪く糖度が低い・強剪定になりやすい・防除などの作業性が低いなどの弊害が考えられます。8月下旬から9月中旬の貯蔵養分が蓄積される前に樹の先端が1m以上あくように縮伐しましょう。永久樹と間伐樹を決めて、同じ樹を計画的に縮伐し、最終的に間伐するようにしましょう。

夏季剪定

 夏季剪定の目的として、①強すぎる樹勢を弱める②次年度の結果枝の充実を図る③樹形を改善する、ことが主な目的です。

 一定の日照量が樹冠内部まで届き、新梢の充実を促進することと、下枝の枯れ込みを防ぐように樹を維持することが必要になります。

 なお、夏季剪定では、胴枯れなどの侵入を助長しますので、枝は10~15cm残して切除してください。切除した面にはトップジンMペーストなど癒合剤の塗布が必要です。ただし、弱勢樹に対し行うと、弱り過ぎる可能性があります。樹勢を確認し(表1)、弱い場合は夏季剪定を行わないようにします。

表1 樹勢を把握するための目安

礼肥

 樹勢を回復させ、貯蔵養分の蓄積を促すために礼肥を施用します。8月下旬から9月上旬頃が礼肥の施用適期になります。暦の施肥例を基準に施用しますが、樹勢をみて増減させましょう。特に、この時期の葉色が極端に薄く、徒長枝が少ない弱い樹に対する礼肥は重要な施肥になります。逆に、非常に旺盛な樹に対しては、礼肥をしないか施用してもごくわずかな量に抑えます。

かん水

 モモも収穫が終わり落葉するまでの期間は来年に向けて貯蔵養分を蓄える時期です。礼肥を施した後や、晴天が続くようならかん水してください。

今月の防除例(作業防除暦より)