営農講座

桃

営農生産部園芸課 
信下 光晴 営農担当
080-1900-9044
担当者

土壌改良と改植で美味しいモモ作りを(2017年2月)

 今月中には根の活動も始まり花芽も膨らんできます。せん定の見直し、摘雷など寒い時期の作業になるので体調管理に十分気を付けて計画的に作業を行ってください。

摘蕾(図1)

 初期生育の向上には摘蕾が有効です。2月中~下旬には根が活動を始め、花芽が膨らんできます。摘蕾は早すぎると花蕾がとれにくく、遅すぎても貯蔵養分の浪費になり、開花直前になると、また落としにくくなります。基本的には3月の作業ですが、開花までに一通りの作業が終わるように経営面積や樹勢・せん定方法に応じて計画的に作業してください。

せん定の見直し

 せん定は、見直せば見直すほど強せん定になりやすいため注意が必要ですが、重なった側枝などがある場合には修正が必要です。

苗木の植え付け

 新改植は12月植えと3月植えがあります。寒害の恐れのある厳寒期は避けてください。植え付け位置の土を落ち着かせるために、土壌改良などは植え付け1か月前までにしてください。

 植え付け位置は、密植になると日当たりが悪いだけではなく、樹と樹が反発し徒長枝が多くなり、せん定が強くなりやすく生理的落果も多くなりやすいので、できるだけ広く植えます。植え付け位置の準備として、暗きょを設置し、直径2m程度・深さ30 ㎝程度の範囲を土壌改良します。モモの土壌の適正pH は5.5~6.0 なので、土壌分析を行いその結果に基づき施用量を決めてください。また、改植の場合は古い根を出来るだけ除去してください。

図1 摘蕾の程度