営農講座

桃

営農生産部園芸課 
信下 光晴 営農担当
080-1900-9044
担当者

敷物は晩霜の心配がなくなってから行いましょう(2015年4月)

 今月は開花期を迎え、受粉作業から予備摘果作業の時期になります。おいしい桃を作るため、計画的に作業を進めていきましょう。

人工受粉

 花粉のない品種には受粉作業が必要ですが、受粉樹を混植している園でも、訪花昆虫が不活発な時や開花期の天候などによって結実が不安定になるので、受粉作業を行いましょう。

 人工受粉が必要な品種については(表1)を参考にしてください。人工受粉の手順は(図1)のとおりです。



予備摘果

 通常の天候で推移すれば、満開後20~25 日頃には実止まり(結実)の確認ができます。結実が確定した後に、最終着果数の2倍程度を目安に予備摘果を行いましょう。生理的落果が多い品種は2.2~2.5倍程度と多めに残します。

 早く行うほど果実肥大効果がありますが、清水白桃等核割れしやすい品種は遅らせて、早生品種から取りかかります。

晩霜対策

 開花が早くなった場合、晩霜を受けやすくなります。樹冠下の除草は予めしておき、敷きワラをしている場合は、除去しておきましょう。敷きワラは、日中の地温の上昇を妨げ、夜間の地熱の放出が少なくなり被害を助長します。また、春先の地温の上昇が抑えられるため、根の伸長が遅れ、初期生育不良の原因にもなります。