営農講座

桃

営農生産部園芸課 
信下 光晴 営農担当
080-1900-9044
担当者

枝管理をしっかり行おう(2012年8月)

 先月に引き続き清水白桃やおかやま夢白桃、川中島白桃等の収穫があります。暑い時期ですので健康管理には十分注意して収穫をして下さい。

夏季・秋季せん定

 夏季・秋季せん定の目的として①強すぎる樹勢を弱める②次年度の結果枝の充実を図る③樹形を改善する事が主な目的になります。

 一定の日照量が樹冠内部まで届き、新梢の充実を促進することと、下枝の枯れ込みを防ぐように樹を維持することが必要になります。この時期のせん定では葉が付いているので、どの枝がどの枝の陰になっているかがわかりやすいので日当たりの改善には特に効果があります。夏季せん定では、胴枯れなどの侵入を助長しますので、枝は10~15㎝残して切除してください。切除した面にはトップジンMペーストなどの癒合剤を塗布してください。

 実施する際は、せん定が強すぎる場合は樹勢を弱めることになるので、数回に分けてせん徐して下さい。強勢な樹はある程度強く、弱勢な樹は軽めに行いましょう。

礼肥

 樹勢を回復させること、貯蔵養分の蓄積を促すことを目的に礼肥を施用します。8月下旬から9月上旬頃が礼肥の施用適期になります。施肥量は窒素成分で10a当たり2~3㎏ 程度としますが、樹勢をみて増減させましょう。特に、この時期の葉色が極端に薄く、徒長枝が少ない弱い樹に対する礼肥は重要な施肥になります。逆に、非常に旺盛な樹に対しては、礼肥をしないか施用してもごくわずかな量に抑えます。(表1)

 また、施用後降雨がないようなら、早めに効果をあげるためにかん水をしてやりましょう。

かん水

 モモも収穫が終わり落葉するまでの期間は、来年に向けて貯蔵養分を蓄える時期となります。礼肥を施した後や、晴天が続くようならかん水を行って下さい。