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集落単位で前向きな鳥獣害対策を
~鳥獣被害防止対策研修会~

講師から生態や対策について学ぶ参加者

講師から生態や対策について学ぶ参加者

撮影日:平成30年12月10日  撮影場所:高梁市備中町

 岡山県備中県民局農林水産事業部と高梁市農業振興協議会普及振興部会は12月6日、高梁市備中町で鳥獣被害防止対策研修会を開きました。高梁地区猟友会、中山間地域等直接支払交付金集落、JAびほく生産組織など約80人が、鳥獣被害防止に向けた取り組み方法を専門家から学びました。

 備北広域農業普及指導センターによれば、野生鳥獣による農林水産被害金額は、岡山県全体で3億円程度と依然として高い水準となっています。高梁市は、イノシシ・サルによる農作物の被害が深刻な問題であり、耕作意欲の減退や耕作放棄地増加の一因です。農作物被害を防ごうと加害鳥獣の生態を学習し、地域一体となって取り組む方法を学ぼうと今回研修会を開きました。

 講師は、兵庫県篠山市で獣害対策を通した地域活性化を目指している、NPO法人里地里山問題研究所の鈴木克哉さん。鈴木さんは、鳥獣害対策は集落組織で活動し、定期的な話し合いが大切とした上で、「都市部から農村地域の課題解決を支える関係人口を増やしながら、いろいろな人で支えあう前向きな対策が必要ではないか」と呼びかけました。

 同センターの藤井聖子所長は「鳥獣害対策は諦めないことが大切。地域一体となった対策を行い、鳥獣害に強い地域づくりをしていこう」と話しました。