お知らせ

JA役員のお部屋

いよいよ始まった日米貿易交渉

 日米2国間の新たな通商交渉の初会合が、4月15日、16日の両日に亘って行われました。

 現段階では、米国は農産物の市場開放が最優先としていますが、実際は対日貿易赤字の8割が自動車関連であり、本音は米国自動車業界の保護にあります。

 今まで日本は、農産物と引き換えに日本の自動車産業を守ってきたという経緯があります。しかし、今回のトランプ大統領は、今までの常識が通用しない合理主義者で、アメリカ第一主義者なので、農業も自動車も共倒れにならないか大いに懸念するところです。

 また現在、EUも対米貿易交渉の最中ですが、農業大国のEUでも農産物については一貫して交渉除外を主張している中、農業小国の日本が農業を犠牲にしようとするのは世界常識から外れます。

 先進国で食料自給率が最低の日本なので、今回の交渉は農産物だけを犠牲にするのでなく、全品目で交渉に当たり、農業ダメージを最小限に止めてもらいたいものです。

常務理事 中村 正義

常務理事 中村 正義