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改めて問われる、家族農業の意義と必要性

 今年から、家族農業が注目されそうです。国連では、今年から10年間を「家族農業の10年」とすることを決定しました。

 「家族農業」とは、運営から管理までの大部分を1戸の家族で営んでいる農業のことで、現在、世界の食料の内、その8割強が小規模・家族農業の生産により賄われており、世界中の食卓を守る重要な役割を担っております。

 世界では、この「家族農業」抜きにして、食糧需給と国土保全は考えられないと言われており、この度の国連決定は改めて、「家族農業」の意義や必要性が高く評価されたものであります。

 日本においても、高齢化・後継者不足という問題のある中で、持続可能な農業のためには、農地の集約による法人経営や大規模農業と同様に、小規模・家族農業の存在も不可欠であります。

 JAグループではJA発足以来、常に「家族農業」と向き合ってきましたが、政府も世界の流れに沿って、日本の農業の8割を占める小規模・家族農業と真正面から向き合って評価するべきであります。

常務理事 中村 正義

常務理事 中村 正義