JAガンバレ農業!
【第70回】

やるからには誰よりも良いアスパラを作りたい
~高梁市中井町、中村誠さん~

(高梁市中井町)取材日:平成29年7月27日
収穫作業をする中村さん

収穫作業をする中村さん

退職を間近に控え、第二の人生の選択としてアスパラガス栽培に今年から挑戦しているのが、高梁市中井町の中村誠さん(66)。昨年約5aに定植し、今年初収穫を迎えています。先輩生産者やJA営農指導員の指導は欠かせず、仕事の合間を縫っては周辺ほ場視察へ出かけ、栽培技術向上に余念がありません。

転機は同僚でもある先輩生産者からの勧め。いろいろな作物を模索する中、アスパラガスなら軽量で植え替え期間が長いため、年を重ねても続けていけると確信しました。聞いていた通り、一人で十分に作業ができ、労働力、収益性とも確保できそうな一方で、やはり実際にやる難しさを実感しています。「聞くとやるのとは大違い。手探りでポイントもまだつかめないため、JAにはきめ細かいフォローをしてもらいたい」と中村さん。

費用面では、手先の器用さを生かし、初期投資を抑えるため廃材等を利用し栽培に必要な支柱なども手作り。さまざまなことに挑戦する中村さんは、店舗を視察し自宅横にピザ釜を一から作り、生地も一から作り友人に振る舞っています。「アスパラガス栽培もピザづくりにも共通するのが『つくる楽しみ』。挑戦する上でこれが一番の基本ではないか」と笑顔を見せます。

今後は、退職を機に来年さらに3aの増反を予定しています。ほ場視察で収量には前年の手入れが肝心であると気づくとともに、「やるからには誰よりも良いアスパラガスを作って、多くの人に食べてもらいたい」と意欲を見せました。

お手製のピザ釜

お手製のピザ釜