営農講座

トマトトマト

備中総合センター 
信清 賢司 営農担当
080-2911-9818
担当者

秋冷期の果実肥大と着色促進(2017年10月)

 気温の低下とともに果実肥大や着色が緩やかになります。果実の肥大と着色を促しましょう。

かん水

 果実肥大を目的としたかん水は裂果の発生を助長し、灰色カビ病を発生させる結果となるので良くありません。かん水は昼間の蒸散を補う程度の少量としますが、養液土耕栽培などで草勢のコントロールが上手く生殖生長に移行できた場合は、10月中旬までかん水を続けることができるでしょう。

果実肥大

 草勢を生殖生長に移行し果実の肥大を促します。メリット赤の葉面散布(10aあたり150~200L)を3~5日おきに施用します。摘芯後に側枝が旺盛に伸びるようでは果実肥大が悪くなります。キッポ赤またはトーシンPKを、10aあたり5kg数回施用しましょう。

側枝の整理

 摘芯後は葉面散布(メリット赤)やリン酸資材の施用により草勢を整え草勢が落ち着いたら側枝を整理します。9月中にしましょう。

摘葉

 老化葉や病葉は摘除して通風・採光を促します。また、果実を覆う葉を摘み、果実に良く日光を当てることで果実の肥大や着色を進めます。

保温

 最低気温が15度以下になるのを目安にハウスサイドのビニールを被覆します。日中は25度以上にならないように換気しましょう。

収穫

 気温が低く着色が進まない時期ですが、出荷時の着色程度に注意し、着色不良や軟化がないよう適期収穫が重要です。