営農講座

トマトトマト

備中総合センター 
信清 賢司 営農担当
080-2911-9818
担当者

初期生育はおとなしく(2017年6月)

 定植後の管理目標は、スムーズな活着とおとなしい初期生育にあります。初期生育が旺盛になると低段の小玉化・異常主茎の発生・病害の多発・追肥、かん水の遅れによる後半の収量低下などを招く結果となります。

 トマト栽培の基本は定植後の初期生育をおとなしく、梅雨時期には根を痛めないこと。本格的に肥料を効かせ樹を作るのは梅雨明けからお盆までです。

かん水と敷き藁

 活着後のかん水は控えめに管理し、1段花房着果後からは草勢を見ながら少量かん水します。本格的なかん水は3段花房開花頃からとなります。

 梅雨明け以前の敷き藁は、地温上昇を抑制し根張りを悪くします。また株元まで厚く敷きこむと思わぬ病害を助長することもあります。梅雨明けを待って行いましょう。

低段の確実な着果

 低段花房が確実に着果しないと草勢が旺盛になり、その後の管理が難しくなります。一花房のうち3~4花開花したころで、トーン処理します。処理前日には少量かん水し花の活性を高めておきます。草勢が強い場合は、2段花房処理時からジベレリンを混用します。マルハナバチを利用する場合は、満開のタイミングに注意して放飼します。

摘果の徹底

 摘果は、重要な管理作業です。1段花房は3果以内、2段花房は3果以内、3段花房は3~4果以内に摘果し秀品率の向上と後半の草勢を確保します。1段の摘果時期は2段の着果 が大豆くらいの大きさに肥大した時期です。

追肥

 追肥の開始は3段花房開花の時期からで、徐々に草勢を強めていきます。追肥は少量多回数で根を傷めないように注意します。

病害防除

 6月中旬には葉カビ病が確認される場合があります。6月・7月は病害発生を抑制する最も重要な時期です。防除暦を参考に、他のどの作業よりも優先して防除してください。

(注意)
 サンマイトフロアブルは平成28年1月6日の登録変更により、作物名「トマト」「ミニトマト」が 削除されました。サンマイトフロアブルは「トマト」「ミニトマト」で使用できません。