営農講座

トマトトマト

備中総合センター 
信清 賢司 営農担当
080-2911-9818
担当者

最も重要な防除の時期です(2016年7月)

摘果の徹底と葉面散布

 気温の上昇とともに着果負担が増し草勢の低下をまねきます。摘果は重要な管理作業です。今一度見直しましょう。1~2 段は3 果、3 段は4果以下に摘果しましょう。

 各段の一番花は奇形果や大きな変形果になりやすく後半の草勢維持を阻害することとなりやすいので摘花します。

 また、この時期は日照量が不足し花の充実が悪くなります。積極的に葉面散布を行い花の質を高めましょう。(メリット赤300 倍・ホップアップ300~500倍、等)

高温対策と敷き藁

 梅雨明けとともにハウスのビニールの褄やサイドはできるだけ換気できるように開け放ち通風を良くし、あわせて十分な敷き藁・マルチ等で地温の上昇を抑制し根を保護します。

チャンス液の施用

 梅雨期は日照不足と低段の着果負担によって根が弱っています。追肥の前にはチャンス液を施し根の活性を高めておきましょう。(5 ㎏ /10aまたは200~300倍/10a、500㏄/株・8月中旬まで7~10日おき)早朝の葉水の持ち方で根の動きを判断します。葉水を持っていない時は根が動いていない状況です。このような時に追肥をしても更に根を痛め着果不良の原因になるので注意しましょう。

かん水

 本格的なかん水は3段花房開花の頃から行いますが初期の草勢がうまくコントロールできた場合には幾分早くかん水を開始できます。7月になると天候に関係なく毎日かん水し梅雨明けに向けて徐々に量を増します。高温乾燥期のかん水の目安は1株当たり日量2.5~3.5リットルですが早朝の葉水の状況で判断します。

追肥

 最初の追肥は3段花房の開花時に行います。(特に桃太郎サニーでは遅れないよう注意してください。)5段開花の頃から草勢が弱くなり生長点が細くなってきます。5段開花期の追肥は遅れないように施しますが、草勢が回復しなくてもむやみに追肥を行ってはいけません。草勢の回復を追肥だけに頼ることは危険です。まず、根の回復を図ることが重要です。最も重要な追肥は梅雨明けからで7月20日・7月30日・8月10日頃に吸収の良い肥料を追肥し(キッポ青5㎏/10aまたは液体ジャンプ5 ㎏ /10a)この時期は栄養生長ぎみに管理しましょう。

根を傷めない管理

 ほ場の過湿や過乾、多量の追肥を行ったりして根を傷めると、梅雨明け後の高温期に草勢の維持ができなくなります。根を傷めないことを最重点に栽培管理を行いましょう。

防除の徹底

 6~7月は病害発生を抑制する最も重要な時期です。防除暦を参考に他のどの作業より優先して防除してください。