営農講座

トマトトマト

備中総合センター 
信清 賢司 営農担当
080-2911-9818
担当者

5段開花期以降、樹を細めないことが重要です(2012年8月)

 梅雨後半からかん水量を増していきます。盛夏期のかん水の目安は1株当たり1日2.5~3.5Lです。この時期にかん水量が不足すると、裂果や石灰欠乏の発生を助長することとなります。

 お盆後には、一時的に夜温が下がることがあります。気象情報に注意し、夜温が下がるようであれば、一時的にかん水量を減らし、裂果の発生に注意します。

追肥

 8月10日頃までに、しっかりと樹を作っていきます。根が傷んでいないことが重要です。追肥の前には、チャンス液やMOXを施して、根の活力を高めます。

 7月20日と30日に、吸収性の良い肥料(キッポ青10a当たり5㎏ )を追肥し、草勢が回復しない場合は、8月10日にも追肥します。

 お盆以降が旺盛な生育になるような管理では、後半の収量が減少します。追肥の量や施肥時期には注意が必要です。

高温対策

 この時期、ハウス内の気温は35℃を超えるような場合もあり、着果不良や樹勢の低下を招きます。できるだけハウス内の通風を良くし、栽培環境を整えましょう。また、地温も高くなりすぎ、根の働きが悪くなります。敷きワラ等で地温の上昇を抑制し、樹勢の維持に努めましょう。

摘果の徹底

 4段以降も不良果はできるだけ摘果し、5段開花期以降、樹を細めないことが重要です。

葉かび病(すすかび病)対策

 薬剤散布は葉裏まで、十分な量を散布しましょう。(10a当たり200~250L)

収穫

 トマトの品質評価は、着色の程度で大きく左右されます。気温に応じた収穫時の着色程度に注意して下さい。

 特に、高温時の着色の進みすぎたものや、軟化・打ち身果は、販売単価を抑制する大きな要因となります。

 収穫は、早朝を基本に果実温度の下がった涼しい時に行うことが、品質保持の絶対条件です。品質管理には細心の注意が必要です。