営農講座

春菊春菊

北房総合センター
中山 憲治 営農担当
080-2911-9821
担当者

定植後の管理(2015年11月)

 摘み取りの春菊栽培で収量を上げるには、分枝の発生量と生育速度が重要となります。ポイントとしては、

  1. ハウス内を高温にしない
  2. 土壌は適湿に保つ
  3. 適正な施肥で土壌中の塩類濃度を高めない
  4. 芯枯れ症対策として塩化カルシウム(アクアカルなど)を葉面散布する。

温度管理

 日中はハウス内が25℃以上にならないよう20℃を目安に換気を行います。夜間は5℃以下にならないように保温に努めましょう。また、ハウス内の気温を測る温度計の位置は春菊の生育している高さに設置します。

かん水

 収穫まではほ場が乾燥しないように、かん水チューブで適宜かん水を行います。地温を下げないようにかん水量は晴天日の午前中に少量多回数で調整しながら行ってください。

追肥と葉面散布

 追肥は当日の摘み取り収穫後に500~1000倍のトミー液肥ブラックを300~400㍑/aで10日に1回程度施用します。

 芯枯れ症対策としては、展開葉8枚以上になった頃から発生しやすくなるので、この頃から塩化カルシウム(アクアカルなど)0.1~0.3%(300倍希釈液)を定期的に葉面散布で行います。また、額縁症などの葉の縁が黄化する生理障害が発生するほ場では、ヨーヒ2号を芯枯れ症対策と同様に葉面散布で行なってください。

病害虫の対策

 害虫はアブラムシ類、ハモグリバエ類、ヤサイゾウムシ、病害は炭そ病、べと病、菌核病に注意しましょう。特に病害虫は昨年に発生したものを中心に対策を考え、害虫は発生初期からの防除、病害は防除に心掛けましょう。

収穫

 主枝が25㎝程度に伸びたら、4~5節残し収穫します。収穫節位が高くなると1次分枝(わき芽)が多くなり細くなるので注意します。1次分枝以降は、主枝同様に草丈25cm程度に伸びたら、2節残して収穫を繰り返します。