営農講座

春菊春菊

北房総合センター
中山 憲治 営農担当
080-2911-9821
担当者

栽培管理~収穫及び採種(2014年3月)

 夜間はハウス内の温度が5℃を下回らないように保温に努め、日中はハウス内の温度が25℃を超えるようなら換気を行います。温度が下がってくると春菊の水分や肥料の必要量は低下します。しかし、かん水、追肥とも不足すると生育が悪くなるので、少量多回数を基本として1回の施用量を調整しましょう。乾燥は生理障害の発生を、過湿は根傷みや病害の発生をそれぞれ助長するので注意しましょう。

 気温が上昇し始める時期になると、芯が黒くなる芯枯症や葉の縁が黄色くなる額縁症などの生理障害が発生することがあります。発生した場合は、微量要素を含んだ液肥(芯枯症にはカルシウムが含まれた液肥を使用し、額縁症には鉄・マンガンを含む液肥を使用する)を葉面散布することでそれぞれ対応しましょう。

 3月末まで収穫した後、病害虫の被害や生理障害が発生している物は除外して形質の良い株から採種を行います。採種株は形質の劣る株と交雑しないように別のハウス等に移植します。移植後、活着不良などで生育が悪い場合は株元に薄い液肥を施用します。その後、害虫の被害を受けないよう防虫ネット等で覆い、アブラムシ類や炭そ病対策に1~2回薬剤散布を行います。5月頃に蕾が上がってきたら、形の良い大きな物を1株当たり3~4花残して残りは摘花します。その後、6月中旬頃まで種を充実させ採種を行います。