営農講座

春菊春菊

北房総合センター
中山 憲治 営農担当
080-2911-9821
担当者

定植後の管理(2012年11月)

 摘み取りの春菊栽培で収量を上げるには、分枝の発生量と生育速度がポイントになります。温度管理は35℃以上にならないよう、また5℃以下にならないように生育適温の15~25℃を目標に管理します。また、芯枯れ症対策も重要です。ポイントは、 ①ハウス内を高温にしない、 ②土壌は適湿に保つ、 ③適正な施肥で土壌中の塩類濃度を高めない、 ④塩化カルシウムやノルチッソの葉面散布を行いましょう。

温度管理

 日中はハウス内が25℃以上にならないように20℃を目安に換気を行います。夜間は5℃以下にならないように保温を図ります。また、ハウス内の気温を測る温度計の位置は春菊の生育している場所に設置します。

かん水

 土壌が乾燥しないように、かん水チューブで適宜かん水を行います。地温を下げないように、晴天日の午前中とし、1回当りのかん水量は少なめに行い回数で調整します。

追肥と葉面散布

 追肥は基本的に収穫後から始め、10日に1回程度の液肥を施用します。芯枯れ症対策として、塩化カルシウム(アクアカルなど)0.1~0.3%(300倍希釈液)を発生前から定期的に葉面散布をします。本葉7~8枚の頃から発生しやすくなるので、この頃から予防的に葉面散布を行います。額縁症などの葉の縁が黄化する生理障害が発生したほ場では、ヨーヒ2号を芯枯れ症対策と同様の時期から葉面散布を行いましょう。

病害虫の対策

 害虫はアブラムシ類、ハモグリバエ類、ヤサイゾウムシ、病害は炭そ病、べと病、菌核病に注意し、特に病害虫は昨年に発生したものを中心に対策を考えます。害虫は発生初期からの防除、病害は予防を心掛けましょう。

収穫

 主枝が25㎝程度に伸びたら、4~5節残し収穫します。収穫節位が高くなると1次分枝(わき芽)が多くなり細くなるので注意します。1次分枝以降は、主枝同様に草丈25㎝程度に伸びたら、2節のこして収穫を繰り返します。