営農講座

ピオーネピオーネ

成羽総合センター 
継山 仁之 営農担当
090-7379-8896
担当者

適期収穫を行いましょう!(2017年9月)

 いよいよ収穫、出荷の時期を迎えます。適期を逃さず、計画的に収穫、出荷しましょう。

収穫

 県中北部の成熟期は、果粒軟化後45~50日頃が目安です。外観(着色)や糖度の数値だけで収穫期を判断せず、実際に食味し酸抜け具合を十分確認して収穫しましょう。

 着色が進まないなどで、収穫が遅れてくると晩腐病の発生や果肉の軟化、脱粒などにつながりやすくなります。着色が進まないからと収穫を遅らせても、酸抜けがすすむにつれて、それ以上の着色にはあまり期待ができないため、適期収穫に努めましょう。

 また、日中の果実温度が高い時間帯に収穫すると日持ちが悪くなったり、果実品質の低下につながります。品質重視で早朝の涼しいうちに収穫しましょう。

礼肥の施用

 礼肥は、樹勢の回復と秋根の発根を促がすことで、次年度の初期生育に必要な貯蔵養分を蓄積させるために施用します。

 収穫が終わるのを待って施用すると、地温が低くなり肥料の分解が遅くなるため、地温が下がる前に速やかに吸収させる必要があります。収穫中の園地や、収穫前の園地も多いと思いますが、9月中旬~10月上旬までに施用しましょう。

 肥料は速効性肥料を施用しチッソ成分で10aあたり2~3kgが目安ですが、樹勢や副梢の再伸長を確認しながら、必要に応じて加減しましょう。また、施用後はかん水をして吸収を早めるようにしましょう。

枝管理

 収穫中から徐々に着果による負担が減り、副梢が再伸長してきます。この時期に発生する副梢を放任すると貯蔵養分を浪費し、翌年の貯蔵養分の蓄積が不十分になり、根の伸長や花芽分化にも影響を及ぼします。定期的に摘芯や切除を行い遅伸びを防止し、なるべく現在ある葉を健全に維持するよう管理しましょう。

出荷(箱詰め)作業

 荷造り作業は異物(害虫類、髪の毛、たばこの灰など)や、病害(晩腐病など)・傷(裂果)などの混入がないように、品物がよく見える明るい場所でしましょう。荷造りは、ぶどう作りの最後の作業です。商品として消費者に自信をもって食べてもらえる安心・安全なぶどうを消費者へ届けましょう!