営農講座

ピオーネピオーネ

成羽総合センター 
継山 仁之 営農担当
090-7379-8896
担当者

高温乾燥時にはかん水を!!(2017年8月)

 これからが糖度上昇、着色が進んでくる時期です。気象の変化に注意し、副梢管理、かん水を適切に実施しましょう。

着果量の見直し

 現在は最終着果量に制限し、順調に成熟が進んでいく時期ですが、予想以上の果粒肥大や、元葉の傷み、着色が進んでいない場合は再度着果量の見直しをしましょう。この時期の摘房は着色への効果は低いですが、糖度の上昇なり果実内容の向上につながります。

枝管理(遅伸びに注意)(図1)

 果粒軟化期に副梢を切除した後は、再伸長しない樹相が望ましいです。旺盛な副梢は、再伸長した部分の切除や摘芯、ねん枝などを行い伸長を抑えましょう。放置すると病害の発生や基葉が傷んだり、本来貯蔵する養分を浪費し、果実の肥大、糖度上昇や着色の進みが悪くなります。

図1 果樹の遅びとその弊害

かん水

 着色開始(果粒軟化期以降)に土壌が乾燥しすぎると、根傷み、葉傷み、成熟の停滞を招きやすくなります。

 乾燥状態が続いたなか、急な降雨(急激な水分変化)があると裂果につながる恐れもあるため、晴天が続くようであれば5~7日の間隔でかん水をしましょう。

若木の育成

 新・改植では延長枝の管理もしましょう。枝の伸長を放任にしておくと枝の充実不良につながり、冬期の枯れ込みや、翌年の芽とび・不揃いを招きます。若木の育成中は、樹の拡大をあまりあせらず育てましょう。

※主な注意点(図2)
①延長枝の先端は8月上旬に軽く摘芯し、枝の充実を促す。
②先端から再伸長する副梢は適時摘芯し、伸長を抑える。

図2 若木の育成方法
今月の防除例(作業防除暦より)