営農講座

ピオーネピオーネ

成羽総合センター 
継山 仁之 営農担当
090-7379-8896
担当者

大房にならないように注意しましょう(2017年6月)

 今月は新梢管理、ホルモン処理と大切な作業が続きます。適期作業に努めましょう。

ホルモン処理(図1)

 1回目のホルモン処理の目的は無種子化と結実安定のために満開~満開後3日までに行います。開花前後の天候不順や樹勢が強い場合など、着粒状況に心配のある場合は方法①が良いと思います。

 2回目は果粒肥大を目的に満開後10~15日までに行いましょう。

図1 ジベレリン処理

果房整形(粒間引き)

 果房の大きさ、形を整え果粒の揃いをよくするために、1回目ホルモン処理後3日後くらいから始めましょう。

 まずは肩の位置を決め、小粒果、傷害果、内向き果などを取り除き30~35粒程度にします。果房によって、先端を落とすなど調整し、長くならないように心がけましょう。

摘房

 摘房は、着果量を制限し果実の品質向上と樹勢維持のために行います。2回目ホルモン処理前から遅くても果粒軟化直前までに行うようにしましょう。

開花後の新梢(副梢)管理

 開花後は、必要な葉数を確保しつつ、強く伸びる枝を抑え(満開~40日頃までに)、果実肥大を図るようにしましょう。

防除

 梅雨時期に入り、ホルモン処理や粒まびきなどの作業で防除のタイミングが難しいと思いますが、天候や作業を確認しながらしましょう。

今月の防除例(作業防除暦より)
笑味ちゃんのちょこっと豆知識

 ワイン用や生食用など現在、10,000を超える品種があるとされているぶどう。ワインやレーズンなどのぶどうは6,000~8,000 年前から栽培されているほど長い歴史があるよ。

 では、世界最大のぶどうの生産国はどこか知っているかな? ワインで有名なヨーロッパ諸外国を押さえて、なんと一位は中国! 全生産量の15%を生産し、近年増加傾向にあるんだよ。生産量が約40年前の100倍近くにもなっているぶどう大国なんだ!

 生食用が主流の日本。JAびほくでは、アジア圏での生食用の需要を見込み、台湾や香港などへのニューピオーネの海外輸出に力を入れているよ♪