営農講座

ピオーネピオーネ

成羽総合センター 
継山 仁之 営農担当
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担当者

防除後、早めの袋かけを(2015年7月)

 今月は最終摘房や袋かけ等作業も仕上げの時期になります。特に今年は、5月からの好天に恵まれ生育ペースも5~7日早い(前年1 回目ホルモン処理対比)ので、作業が遅れないよう注意しながら行いましょう。

最終摘房(図1)

 果粒軟化期に入ると糖度も上がりながら着色が進みます。この時期に着果量が多すぎると糖度不足・着色不良など果実品質の低下につながります。

 果粒軟化後の摘房は品質向上につながりにくいので、2回目ジベ処理前から遅くても果粒軟化直前までに行うようにしましょう。

図1 最終摘房

新梢(副梢)管理(図2)

 副梢の伸長は、果粒軟化期までにほぼ停止している状態が望ましく、いつまでも遅伸びしていると着色不良につながります。伸長が止まらない場合は果粒軟化直前に再度摘心を行いましょう。

図2 新梢(副梢)管理

袋かけ

 袋かけは、病害虫対策や薬剤散布時の汚れ、果粉溶脱の防止等に行います。房作りを終えて薬剤散布が済み次第速やかに袋を掛けましょう。

トンネル被覆の除去

 梅雨明け後の高温は、葉焼けや着色不良の原因となりますので梅雨明け後に被覆を除去しましょう。除去する場合、葉傷みを防ぐため晴天日の日中はさけ、夕方または曇天日に行うようにしましょう。

 びほく地域の標高の高い場所では、トンネル被覆を除去しない場合もあります。異常高温・乾燥により葉焼けが起きる場合は除去したり、台風の接近時にはビニールを切るなど状況に応じて管理しましょう。

かん水

 梅雨明け後は高温乾燥となりやすいので、土壌の乾燥具合を見て少量かん水から始めましょう。成熟期に極端に乾燥すると、根傷みを起こし、糖度の上昇や着色の進みが止まったりするので、晴天が続くようであれば5~7日おきにかん水しましょう。

若木の育成(図3)

 新・改植で延長枝の管理も行いましょう。

図3 若木の育成方法
今月の防除例(作業防除暦より)