営農講座

ピオーネピオーネ

成羽総合センター 
継山 仁之 営農担当
090-7379-8896
担当者

開花後の防除は汚れに注意(2015年6月)

 今月は新梢管理、ホルモン処理と大切な作業が続きますが、果穂の着粒状況を見ながら適期作業を進めましょう。

ホルモン処理(図1)

 1回目のホルモン処理の目的は無種子化と結実安定の為に満開~満開後3日までに行います。開花前後の天候不順や樹勢が強い場合等、着粒状況に心配のある場合は方法①が良いと思います。

 2回目は果粒肥大を目的に満開後10 ~15日までに行うようにしましょう。

図1 ジベレリン処理

果房整形(粒間引き)(図2)

 果房の大きさ、形を整え果粒の揃いをよくする為に、1回目ホルモン処理後3日後位から始めましょう。

 まずは肩の位置を決め、小粒果、傷害果、内向き果等を取り除き30~35粒程度にします。果房によって、先端を落とす等調整をしましょう。

図2 果房整形(粒間引き)

摘房(図3)

 摘房は着果量を制限し、果実の品質向上と樹勢維持を図る為に行います。2回目ホルモン処理前から遅くても果粒軟化直前までに行うようにしましょう。

図3 結果量調節

開花後の新梢(副梢)管理(図4)

 開花後は、必要な葉数を確保しつつ、強く伸びる枝を抑え( 満開~40日頃までに) 果実肥大を図るようにしましょう。

図4 開花後の新梢(副梢)管理

◆かん水

 ピオーネは、結実後から果粒軟化までの期間は果粒の細胞分裂が盛んに行われるため、ブドウの樹は多くの水分を必要とします。土壌が乾燥しないように確認し、十分かん水しましょう。

今月の防除例(作業防除暦より)