営農講座

ピオーネピオーネ

成羽総合センター 
継山 仁之 営農担当
090-7379-8896
担当者

開花後の防除は汚れに注意(2013年6月)

 今年は春先から寒暖の差が大きく生育不良が懸念されていました。今月は新梢管理、ホルモン処理と大切な作業が続きますが、果穂の着粒状況を見ながら適期作業を進めましょう。

ホルモン処理(図1)

 1回目のホルモン処理の目的は無核化と結実安定のために満開~満開後3日までに行います。開花前後に天候不順が続くと着粒状況に影響しますので、心配のある場合は方法①が良いと思います。

 2回目は果粒肥大を目的に満開後10日~15日までに行うようにしましょう。

果房整形(粒間引き)

 1回目のホルモン処理を行うと結実も安定し果粒肥大も進みます。果房の大きさ、形を整え果粒の揃いをよくするために、1回目ホルモン処理後3日後位から始めましょう。

 1回目処理後果房が若干伸びます。次の段で肩が決められるようであれば肩を落とし、そうでない場合は先端を落とし果房整形をした方が肩巻きは良いと思います。(図2)

摘房(図3)

 摘房は着果量を制限し果実の品質向上と樹勢維持を図るために行います。2回目ホルモン処理までに行うようにしましょう。

開花後の新梢(副梢)管理(図4)

 開花後は、必要な葉数を確保しつつ、強く伸びる枝を抑え(満開~40日ごろまでに)果実肥大を図るようにしましょう。

かん水

 ピオーネは、結実後から果粒軟化までの期間は果粒の細胞分裂が盛んに行われるため、ブドウの樹は多くの水を必要とします。土壌が乾燥しないように確認し、十分かん水しましょう。