営農講座

ピオーネピオーネ

成羽総合センター 
継山 仁之 営農担当
090-7379-8896
担当者

園内の補修管理をしておこう(2012年12月)

排水対策

 ブドウは耐水性がありますが、停滞水などで酸素が不足すると根の老化から樹勢・品質が低下してきます。その対策として、この農閑期に排水対策をしておきましょう。

 排水には、暗きょ・明きょを組み合わせて行いますが、地温が低下したこの時期に行う場合は、根を切ると切り口が枯れ込み、翌年の新根の発生が遅れるので十分注意し行いましょう。





かん水

 冬期間はとくに降水量が少なく、土壌が乾燥しやすい傾向があります。休眠期でも根は少しずつ養水分を吸収しています。かん水を行うことで肥料の分解を進め、養分の吸収を助けます。極端に乾燥すると、根を傷め肥料の分解が遅れる原因となりますし、11月~12月に降雨が少ないと、初期成育が弱くなるので定期的にかん水をしましょう。

 特に中耕や部分深耕を行ったところは乾燥しやすいので水分保持に努めましょう。

仮せん定はゆっくりと

 今月中は枝から幹や根に向かって樹液が流動しています。そのため、早くから仮せん定をすると初期成育に必要な貯蔵養分まで切り捨ててしまうことになります。仮せん定を行う場合は今月下旬ごろから行いましょう。本せん定は2月上~中旬に行います。

園内の点検と補修

 今後の風・雪害に備えてほ場の点検補修をしておきましょう。

 特に、防鳥ネットに雪が付着し、棚が倒壊する恐れもありますので、今のうちに防鳥ネットの除去や降雪がある場合は、雪落し等を行い被害が出ないように対策をして行きましょう。