営農講座

ピオーネピオーネ

成羽総合センター 
継山 仁之 営農担当
090-7379-8896
担当者

内容のチェックを行いましょう(2012年9月)

 9月に入ると収穫期を迎え各地で査定会などが行われると思います。今年の出来具合の目安として糖度・酸度のチェックを行いましょう。

収穫・出荷

○収穫の時間帯

 収穫後の果実品質の低下を軽減する為に早朝など品温の低い時間帯に収穫するように努めましょう。

○内容のチェック

 ブドウは通常、樹の中では先端部分から、房の中では肩の部分から成熟していきます。着色だけでなく、糖度・酸抜け・食味など内容面のチェックも十分行い収穫を始めましょう。

○箱詰めは慎重に

 近年「食の安心安全」について消費者は敏感になっています。箱詰め時には目立つ汚れはふき取ったりする事が必要ですし、タバコの灰、髪の毛、害虫類などの混入もあってはならない事です。

 また、一昨年は酸抜けも早く晩腐病の発生が早くから見られました。

 箱詰め・荷造り作業は品物がよく見える明るい場所で慎重に行いましょう。

収穫後の管理

○枝管理

 9月になってもダラダラと枝が伸びているようでは、遅伸びで養分の浪費につながります。枝の先端部の副梢は切除し、着房付近の副梢は過繁茂にならないように摘心し伸長を抑え、本葉の代用としましょう。

○礼肥の施用

 礼肥施用は、葉色が薄く弱った樹に行います。礼肥する事によって、葉の老化防止や秋根の伸長を促します。肥料が遅効きしている樹は遅伸びを助長するので控えましょう。

 施用時期は収穫が終わるのを待っていると礼肥の意味が薄れますので9月下旬~10月上旬に施用し、出来るだけ早めに吸収させます。

 肥料は速効性肥料を施用し窒素成分で10a当たり2~3㎏ を目安に行い、施用後はかん水を行い、吸収を早める事が大切です。