営農講座

桃

営農生産部園芸課 
岡 浩平 営農担当
080-1900-9041
担当者

硬核期間の管理作業に気を付けましょう(2017年6月)

 今月は硬核期に入り、降雨の影響を受けやすい不安定な時期になります。作業都合もあるとは思いますが、安定生産に向けて修正摘果の実施など適期管理に努めてください。

硬核期

 満開後45~65日頃にかけ、種(=核)が硬くなる期間になります。この時期に急激に肥大すると種が割れ(=核割れ)生理的落果に繋がります。急激な肥大をさせないためには、定期的なかん水よって土壌水分の変動を少なくすること、摘果と極端な枝管理を行わないようにします。

袋掛け・修正摘果(表1)

 仕上げ摘果が済み次第、早生品種・生理的落果が少ない品種から袋掛けします。薬剤散布後なるべく早く袋掛しますが、 十分な薬液の量で丁寧に散布する・袋掛時は葉を巻き込まない・袋の口を絞り隙間を作らないように気を付けてください。 また、樹冠外部で日当たりの良いところは多めに、内部や下部では少なめに袋掛けします。

 生理的落果の多い品種は袋掛けを遅らせます。生理的落果が終息し(満開後80日頃)、着果量が多い場合には修正摘果します。その後、袋掛けすることで着果量の確保と品質の向上を目指します。

表1 清水白桃における修正摘果時の葉数の目安

新梢管理

 樹冠内部に光を当て、光合成能力を高めるために行います。ただし、一度に多くの枝を切ると核割れを助長するので、数回に分けて管理してください。通風が悪いほ場では病気などを助長するので、間伐など通風を良くしてください。

支柱・枝つり

 6月になると果実の重量により、枝が垂れ下がり、亜主枝や側枝に負担がかかります。枝が折れないように園内を 確認し、早めに支柱または枝つりをしましょう。

今月の防除例(作業防除暦より)