営農講座

桃

営農生産部園芸課
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担当者

収穫後の防除を徹底しましょう(2016年9月)

 晩生品種の収穫も終わり、残すのは極晩生品種のみとなりました。今月は収穫後の管理が主な作業になってきます。特に今年は生育期間中の降雨が多く根痛みが心配されます。収穫作業を終えてほっとされる頃でしょうが、次年度に向けて園内の見廻りと収穫後の管理を行いましょう。

園地の管理を

○施肥について

 落葉まで葉を健全に保つとともに秋根の伸長を促し、貯蔵養分を蓄積させ、来年の初期成育をスムーズに行うためにも礼肥を施用します。先月号に掲載したように、樹勢を確認し施用してください。施用後にはかん水し、肥料の分解と吸収を促します。

○夏季・秋季剪定

 先月号に掲載したように、収穫も終わり過繁茂となっている樹は、樹冠内部まで日が差し込むように夏季・秋季剪定し、下枝や小枝の枯れこみを防ぎます。また、園内を見廻って間伐・縮伐も合わせて行いましょう。

○収穫後の防除

 近年発生の多いカイガラムシや今年度発生注意報が発令されたせん孔細菌病は収穫後の防除も大切になります。カイガラムシについては今月上旬頃に本年最後(3回目)の幼虫が発生します。7月頃に多発生した園では特に今月の防除を徹底してください。せん孔細菌病が毎年多発する園では総合的な対策が必要です。収穫後の防除を徹底し病原菌を越冬させないようにしましょう。また、防風ネット等の防風対策を行いましょう。

○かん水

 礼肥を施したら、分解吸収を良くするためにかん水し、土壌水分の適湿を保つようにしましょう。

芽つぎ

 今月になると芽つぎの時期になります。安定して良い品種の果実を生産するための有効な手法として、優良系統の選抜が挙げられます。自園地で毎年、品種が安定している樹はありませんか?それを選抜して、品種の向上を図っていきましょう。

今月の防除例(作業防除暦より)