営農講座

桃

営農生産部園芸課 
岡 浩平 営農担当
080-1900-9041
担当者

計画的な縮伐・間伐を(2014年8月)

 先月に引き続き清水白桃やおかやま夢白桃、川中島白桃等の収穫があります。暑い時期ですので健康管理には十分注意して収穫をして下さい。

縮伐・間伐

 樹が混み合っていると、日当たりが悪く糖度が低い・強剪定になりやすい・防除等の作業性が低いなどの弊害が考えられます。8月下旬から9月中旬の貯蔵養分が蓄積される前に樹の先端が1m以上あくように縮伐しましょう。永久樹と間伐樹を決めて、計画的に縮伐し、最終的に間伐するようにしましょう。

夏季剪定

 夏季剪定の目的として①強すぎる樹勢を弱める②次年度の結果枝の充実を図る③樹形を改善する事が主な目的になります。

 一定の日照量が樹冠内部まで届き、新梢の充実を促進することと、下枝の枯れ込みを防ぐように樹を維持することが必要になります。この時期の剪定では葉が付いているので、どの枝がどの枝の陰になっているかがわかりやすいので日当たりの改善には特に効果があります。夏季剪定では、胴枯れなどの侵入を助長しますので、枝は10~15㎝残して切除してください。切除した面にはトップジンMペーストなどの癒合剤を塗布してください。

礼肥

 樹勢を回復させること、貯蔵養分の蓄積を促すことを目的に礼肥を施用します。8月下旬から9月上旬頃が礼肥の施用適期になります。施肥量は窒素成分で10a当たり2~3㎏ 程度としますが、樹勢をみて増減させましょう。特に、この時期の葉色が極端に薄く、徒長枝が少ない弱い樹に対する礼肥は重要な施肥になります。逆に、非常に旺盛な樹に対しては、礼肥をしないか施用してもごくわずかな量に抑えます。(表1)

 また、施用後降雨がないようなら、早めに効果をあげるためにかん水をしてやりましょう。

かん水

 モモも収穫が終わり落葉するまでの期間は来年に向けて貯蔵養分を蓄える時期になります。礼肥を施した後や、晴天が続くようならかん水を行って下さい。