営農講座

桃

営農生産部園芸課 
岡 浩平 営農担当
080-1900-9041
担当者

収穫後の防除を徹底しましょう(2013年9月)

 晩生品種の収穫も終わり、残すのは極晩生品種のみとなりました。今月は収穫後の管理が主な作業になってきます。収穫作業を終えてほっとされる頃でしょうが、次年度に向けて園内の見廻りと収穫後の管理を行いましょう。

園地の管理を

○施肥について

 落葉まで葉を健全に保つとともに秋根の伸長を促し、貯蔵養分を蓄積させ、来年の初期成育をスムーズに行う為にも礼肥を施用します。先月号にも記載しましたが、速効性の肥料で10a当たり窒素成分量で2~4㎏ を目安に施用してください。施用後にはかん水を行って、肥料の分解と吸収を促します。

○夏季・秋季せん定

 先月号でも述べたように、収穫も終わり過繁茂となっている樹については、樹冠内部まで日が差し込むように夏季・秋季せん定を行い、下枝や小枝の枯れこみを防ぎ、園内を見廻って間伐・縮伐も合わせて行いましょう。

○収穫後の防除

 収穫後の防除は手薄になりがちです。ハダニ類・サビ病・ハモグリガの防除を徹底しましょう。また、最近はカイガラムシの発生が多くの園で見られます。今月上旬頃に本年最後(3回目)の幼虫が発生します。7月頃に多発生した園では特に今月の防除を徹底して下さい。

○かん水

 礼肥を施したら、分解吸収を良くする為にかん水を行い、土壌水分の適湿を保つようにしましょう。

芽つぎ

 今月になると芽つぎの時期になります。安定して良い品種の果実を生産するための有効な手法として、優良系統の選抜が挙げられます。自園地で毎年、品種が安定している樹はありませんか?それを選抜して、品種の向上を図っていきましょう。