営農講座

桃

営農生産部園芸課 
岡 浩平 営農担当
080-1900-9041
担当者

せん定の見直しと改植の準備をしましょう(2013年2月)

 2月になると、地下部の活動が活発になってきます。今月はせん定の見直しと園地の乾燥に気をつけて管理をしましょう。

摘蕾

 2月中~下旬には根が活動を始め、花芽が膨らんできます。摘蕾は早すぎると花蕾がとれにくく、遅すぎても貯蔵養分の浪費になり、開花直前になると、また落としにくくなります。樹勢や剪定方法に応じて計画的に作業してください。(図1)

せん定の見直し

 せん定は、見直せば見直すほど強せん定になりやすいため注意が必要ですが、重なった側枝などがある場合には修正が必要です。

苗木の植え付け

 モモの経済樹齢は15年位と短く、老木になるにつれ収量減や手を掛けてやっても果実品質も低くなり、若木と比べ労働時間も多くなります。

 また、古い樹で我慢するより、計画的に更新していく方が作業性や品質・収量の面でも得策と考えます。

 新改植は12月植えと3月植えとありますが、どちらになっても準備をしておかないと新改植もできません。改植は連作障害(いや地)の対策をして行いましょう。

○いや地対策

【対策】

①前作のモモの根を除去し、土壌の天地返しを行い植え付ける。

②土壌消毒を実施する。

③植付け位置を変える。

④改植穴に堆肥を多く入れる。(完熟堆肥40~60㎏ /㎡程度)

⑤土壌診断を行い、下層土へリン酸資材と石灰資材を必要量施用する。

⑥有機物(完熟堆肥等)を毎年3t/10a程度補充する。

 以上のような点に注意して改植を進めましょう。