営農講座

きゅうりきゅうり

高梁総合センター 
中山 憲治 営農担当
080-2911-9671
担当者

土作りと初期管理について(2016年6月)

ほ場準備

 定植の1ヶ月前までに施肥設計例を参考に土作りをし、完熟堆肥またはアヅミン、セルカ(苦土セルカ)を施用し深耕してください。さらに、定植の10日前までに野菜いちばん、けい酸加里、苦土重焼燐、FTEを施用してください。

 肥料は全層に施用し、畝幅150㎝、株間60~70㎝のかまぼこ畝とします。栽植密度950~1110本/10aとします。整枝管理が遅れがちになるようなら株間は広めの70~80㎝程度としてください。雨後に滞水しないように排水溝を整備しておきましょう。

 雑草対策、保湿対策、地温上昇を防ぐ為にシルバーマルチを被覆します。マルチは土壌水分が適湿な時に張りましょう。2m間隔にアーチパイプまたは支柱を立て、畝間30㎝の高さにキュウリネットを張っておきましょう。

定植

 定植前日には、植穴をあけ、しっかりかん水をしましょう。苗の定植時期は本葉が2~3枚の時期で老化苗は定植しないようにします。植穴にスタークル粒剤1~2g/株を施用し、土壌と混和します。

 定植当日には根鉢の崩れを防ぐ為に苗に十分かん水を行います。鉢土の表面が見える程度の浅植とし、穂木の自根が折れないように注意します。苗が風などで揺れないように仮支柱を立てます。

初期管理

 活着するまでの1週間は株元が乾燥しないように、400~500倍の液肥を株元に2~3回手かん水を行い、活着を促進しましょう。活着したらかん水は控えめにして、収穫果実となる雌花が開花するころまでは根が深く張るようにしましょう。

施肥設計例
笑味ちゃんポイント

親づる摘芯まで

  • 本葉10枚程度になったら、株元から30cm程度の高さの子づると雌花を2回に分けて摘除するよ。
    →30cmラインにマイカー線等を張ると便利だね!
  • 子づるは下段を1節で、中段(10~11節以降)を2節で摘むけど、伸びたつるを切り戻すのは厳禁!
  • 親づる摘心前には、10~11節から力枝(遊びつる)を残すなどして、勢いのある生長点を確保するんだ。
親づる摘芯まで

親づるの摘心

 畝上から140~150cm(目の高さ)で葉が7~10cmになったものを摘心し、天葉となる一番上の葉も一緒に摘もう!

親づるの摘心

親づる摘心後

 力枝(遊びづる)はそのまま伸ばしたらダメ。その上段の子づるか、下段の孫づるが20~30cm伸びたら摘心するよ!

【摘心位置が雄花の場合】下の雌花のところで摘心し、若干切戻すことになっても、手でちぎれるところまでならOK!

【雄花が続いている場合】無理せず雄花のところで摘心しよう。1回に1株2芽程度ね!

親づる摘心後