営農講座

きゅうりきゅうり

高梁総合センター 
中山 憲治 営農担当
080-2911-9671
担当者

収穫初期からの栽培管理(2014年8月)

 梅雨明け直前から株元を少し空けて全面に敷きわら等で地温の上昇を防ぎます。9月以降地温が低下してきた頃に、敷きわら等を除去します。かん水は真夏の晴天日には、1株当り約1.5~2Lのかん水が必要になります。高温期のかん水は早朝に行い、9月中旬以降は気温の上昇した10時頃に行いましょう。天候や土壌条件によりかん水量は調整しましょう。目安としては、通路に水が流れない程度で多い方が好ましいです。

 追肥は、収穫開始から始め施用量は液肥で一週間に窒素成分で1~1.5㎏/10a (トミー液肥ブラックで10~15㎏/10a)程度とし畝の乾燥程度によりますが2~5日間隔で行います。収穫が増えたら5日毎に窒素成分で0.7~1.0㎏ /10a(トミー液肥ブラックで7~10㎏/10a)を草勢・天候・収量を見ながら過乾・過湿に注意しながらかん水を兼ねて施用します。かん注や葉面散布など行なって樹勢を低下させないようにしましょう。

整枝管理

 親づる摘心前には、10~11節から力枝(遊びづる)を残し、勢いのある生長点を確保しておきます。親づるは目の位置で摘心します。葉が7~10㎝になったものを摘心し天葉となる一番上の葉を一緒に摘みます。力枝(遊びづる)は、そのまま伸ばさないで、その上段の子づるか下段の孫づるが20~30㎝伸びたら摘心します。

 梅雨明け後は、上部の子づるをやや放任にしますが採光・通風が悪いようならつるの先だけ摘心します。細いつるは少し伸ばし気味でも構いませんが、太いつるは伸びるのに栄養を取り、実に栄養が回らないので早めに摘心します。また、下向きのつるは弱いので上向きに誘引します。ただし、収穫が終わっている場合はつるの元から切ります。

 摘葉は、親づる摘心後から始めます。茎葉が過繁茂になると採光・通風が悪くなり側枝も貧弱になり内側もムレ、果実肥大も悪くなり、落果や不良果が増え病害も発生しやすくなります。老化葉(黄化葉)や病葉だけでなく採光・通風を妨げる葉は積極的に摘葉して色ツヤをよくしましょう。摘葉は1回あたり3枚までとし摘葉回数を多くする事が基本です(半分黄色になった葉は摘葉枚数に入れなくてもいいです)。1回あたりの摘葉枚数が多いほどクズ果が多くなるので注意しましょう。きゅうり1果あたり3~5枚の葉数が必要です。

 病害は、収穫が始まり着果負担がかかるとカッパン病・べと病の発生が予想されます。発病前から予防散布を定期的にしましょう。