営農講座

きゅうりきゅうり

高梁総合センター 
中山 憲治 営農担当
080-2911-9671
担当者

収穫初期からの栽培管理(2012年8月)

 梅雨明け直前から株元を少し空けて全面に敷きわら等をします。9月以降地温が低下してきた頃に、敷きわら等を除去します。かん水は真夏の晴天日には、1株当り1.5~2Lのかん水が必要になります。高温期のかん水は早朝に行い、9月中旬以降は気温の上昇した10時頃に行いましょう。かん水量は、天候や土壌条件により変化するので注意します。目安としては、通路に水が流れない程度で、多い方がいいでしょう。

 追肥は、収穫開始から始め、施用量は液肥で窒素成分1回当り0.5~1㎏ /10a程度とし、畝の乾燥程度により2~5日間隔で行います。草勢を見ながら、かん水を兼ねて施用します。かん注や葉面散布などを積極的に行い、樹勢を低下させないようにしましょう。

整枝管理

 親づる摘心前には、10~11節から力枝(遊びづる)を残し、勢いのある生長点を確保しておきます。

 親づるは目の位置で摘心します。葉が7~10㎝になったものを摘心し、天葉となる一番上の葉を一緒に摘みます。力枝(遊びづる)は、そのまま伸ばさないで、その上段の子づるか下段の孫づるが20~30㎝伸びたら摘心します。

 梅雨明け後は、上部の子づるをやや放任にしますが、通風・採光が悪いようならつるの先だけ摘心します。細いつるは少し伸ばし気味でもかまいませんが、太いつるは伸びるのに栄養を取り、実に回らないので早めに摘心します。また、下向きのつるは弱いので、上向きに誘引します。ただし、収穫が終わっていれば元から切ります。

 摘葉は、親づる摘心後から始めます。茎葉が過繁茂になると通風・採光が悪くなり、側枝も貧弱となりやすく、また内側がムレて果実肥大が悪くなり、落果や不良果が増加し、さらに病害も発生しやすくなります。老化葉(黄化葉)や病葉だけでなく採光・通風を妨げる葉は積極的に摘葉し、色ツヤをよくします。摘葉は1回当たり3枚までとし、回数を多くすることが基本です。1回当りの摘葉枚数が多いほどクズ果が多くなります。きゅうり1果当たり3~5枚の葉数が必要です。

 病害では、カッパン病・べと病の発生が予想されるので、病害が発生する前から定期的に予防散布を行います。農薬については、JA又は、普及指導センターにご相談ください。