営農講座

黒大豆黒大豆

賀陽総合センター
堀尾 正隆 営農担当
080-2928-5882
担当者

病害虫の住み処をなくせ!(2016年8月)

梅雨明け後の病害虫への対処

 梅雨明け後は、高温多湿の曇天から急激な高温日射への天候の変化が予測され、病害虫が発生しやすくなります。茎疫病の発生が見られたらランマンフロアブル(1000倍液100L/10a)で防除を行うか、症状が深刻な場合は株ごと抜き取り蔓延を防ぎましょう。また、アブラムシ類やカメムシ類の防除にはトレボン粉剤DL(4kg/10a)が有効ですので散布しましょう。アブラムシは生育に大きな影響を与えるモザイク病等の原因になるウイルスを媒介しますので早い段階で防除できるようほ場を観察しましょう。

開花期でのお手入れ

 8月上中旬には開花期を迎えます。この時期にはハスモンヨトウの発生が予測されます。害虫の住処となる雑草駆除と葉の食害を防ぐためにプレバソンフロアブル5(4000倍液、120L/10a)を散布しましょう。また、追肥が必要な施肥設計の場合には、この時期に大豆化成またはPK 化成で追肥を施しましょう。さらに乾燥が甚だしく干ばつが予測される場合には畦間かん水を行います。畦間かん水の日中の実施は根を傷める恐れがあるので地温、気温が下がる朝か夕方に行い、水が溜まると根痛みを起こしますので水が行きわたったら速やかにかん水を止め排水しましょう。

 黒マルチ栽培においては、この水分不足が懸念される時期での土壌水分の蒸散を防ぎ適度に保てるのでかん水の必要はありません。