営農講座

黒大豆黒大豆

賀陽総合センター
堀尾 正隆 営農担当
080-2928-5882
担当者

良質な黒大豆の栽培にむけて(2013年5月)

ほ場の準備

 腐植に富み、排水及び通気性が良好なほ場を選びます。できるだけ連作ほ場は避けましょう。

 良品多収に結びつくほ場づくりのポイントとして「土づくり」が重要です。土づくりとして、10aあたり、牛ふん等の堆肥を1~2t、苦土石灰を80~100㎏ を施肥しましょう。出芽の斉一化等の効果を高める為、表層の土を出来るだけ細かく、耕起を行う事も重要です。

 また、排水の良否に応じて、畝立て栽培や適当な間隔に排水溝を設けるなどして下さい。

 前段で述べさせて頂いた、堆肥の施肥は土の物理性を改善し排水性を高める事も期待出来ますので、是非実施して下さい。

種子の準備

 古い種子は発芽率が低下しやすく、また、自家採種した種子はウイルスによるモザイク病等種子伝染性の病害による減収の可能性があるため、毎年種子更新を行いましょう。補植用苗も考慮して10a当り2.5~3㎏ 程度準備します。

種子消毒

 農薬使用例は左の通りです。

施肥

 黒大豆に必要な窒素の1/2~1/3は根粒菌の働きによって供給されますが、初期生育の確保や根粒菌の着生や活性を高めるため、左の施肥例を参考に施肥を行います。

移植栽培

○育苗

 苗床を本田10a当り12~16㎡準備します。播種の間隔は8㎝×5㎝に1粒ずつ播種し、覆土は種子が隠れる程度行います。セルトレイに播種する場合は、野菜用育苗土などをセルに入れて、播種前に十分かん水をしておきます。中心に指でくぼみを作り、ヘソを下または横向きに播種を行いましょう。播種後は軽くかん水し、苗の7割程度が発芽した後、日当たりの良い場所に、排水が良いように底上げして置きます。培土が適湿を保つようかん水に注意しましょう。

 なお、かん水量が多く種子の急激な吸水は出芽不良の原因となります。特に種子が乾燥している場合等は、播種後すぐにかん水せず、床土から徐々に吸湿させ、24時間後にかん水することで出芽が安定します。

○移植

 播種後10~14日頃の初生葉展開時に移植します。畝間100~150㎝、株間40~50㎝程度の間隔で、子葉が土で隠れる程度まで植付けしましょう。

直播栽培

○播種

 6月上~中旬に畝間100~150㎝、株間40~50㎝程度の間隔で1粒播きとします。