営農講座

白菜白菜

川上総合センター 
三宅 基文 営農担当
080-2911-9676
担当者

栽培準備を!(2017年8月)

ほ場準備

 栽培のできる準備をしていきしょう。

 白菜は、冷涼な気候を好みます。高温期からの栽培を始めるので、病気・害虫・生理障害などが発生しやすいため防除しながら、安定生産に努めましょう。

 定植1ヶ月前には堆肥・セルカ・石灰窒素など全面散布を行い耕起し、定植2週間前までには、基肥を全面散布後、耕起して準備します。

 深耕耕起は、過湿時をさけてしてください。土づくりから始めましょう。

定植

 本葉4~5枚の苗を植えます。

 例年定植は、高温期の乾燥が続く時期、または、降雨の続く時期で、適期定植ができづらくなっています。そのため活着の遅れや、初期生育が抑えられるなど弊害が生じています。定植後は、株元にしっかりかん水し活着を促しましょう。

 近年天候不順を考慮しながら、播種期、定植時期を考えてじっくり生育させることも必要です。

かん水・追肥

 定植から結球初期までの乾燥は、肥料吸収阻害・水分不足から生理障害を起こしやすくなり、小玉傾向から収量低下につながります。そのため、かん水はとても大切です。雨が少なく乾燥するようであればかん水し、追肥も同時にしてください。過湿状態になると軟腐病など、病気の発生原因になるので注意してください。

 追肥は本葉13~14枚頃行い、同時に除草を兼ねて中耕することで肥料効果もあり、生育も旺盛になります。ただし、外葉が大きくなってからの中耕は、葉を痛め病気の原因となるため行わないようにしましょう。

施肥例(秋)

病害虫防除

 秋は、ねこぶ病の発生がよく見られます。発生した畑では薬剤散布、土壌混和処理を行い、さらに抵抗性品種の植付けをしてください。

 また、べと病・尻腐れ病・軟腐病など病気の発生が考えられます。病気株は早めに抜き取り処分しましょう。秋は虫の活動もしやすい時期のため、7~10日ごとの定期的な防除を心がけてください。

 病虫害防除は定期的なローテーション防除に努めましょう。

左/ネコブ病 右/尻腐れ病(写真提供)岡山県病害虫防除所
▲左/ネコブ病 右/尻腐れ病、
(写真提供)岡山県病害虫防除所