営農講座

白菜白菜

川上総合センター 
三宅 基文 営農担当
080-2911-9676
担当者

定植とその後の管理(2015年3月)

 ほ場の準備は出来ましたか。

 土づくりが大切です。この時期は、地温が低く、肥料分解が遅いので、2週間前までに全面散布し、定植後から肥料吸収出来るようにしましょう。

定植

 定植目標は、本葉7~8枚の大苗を定植します。5~6枚の苗は初期生育が旺盛になりますが、抽苔の危険性が高くなるので定植しないようにしましょう。植え付けは深植えにならないように、植穴は広めにしましょう。深植えになると、尻張りが悪く病気の原因にもなるので注意しましょう。また、ほ場に湿りがある程度あっても初期生育を旺盛にするため、かん水をしてください。植え付けは、風の無い日を選び、苗をしおれさせないことが重要で、初期生育に影響します。定植後のマルチ被覆は、定植作業が終了してから行うのではなく、畝ごと、もしくは数畝植えたら被覆の作業を繰り返しおこない、午後は早めに終了し、地温の上昇をはかります。あわせて、保温と霜害防止のために不織布のべた掛けをすることも大切です。

不織布の利用

 定植後は、マルチだけでは最低気温13℃以上に保つことは難しく、低温に遭遇し、まもなく花芽分化が始まります。これを抑制するには、マルチの上に不織布をかけて温度確保を図りましょう。日中の温度を生育に障害のない範囲で高温に管理します。定植後、湿度が十分保たれていれば35℃で管理しても障害の発生は心配なく、生育 3月に入ると、根の活動や樹液の流動が盛んになってきます。初期成育をよくするために適切な管理をしていきましょう。

適度な土壌水分

 この時期に土壌中の水分が不足すると根の活動を妨げ、発芽の不揃いや、その後の生育不良に繋がる恐れがあります。降雨が見込まれない時は、定期的にかん水を行いましょう。

除草

 地温を上昇させるため春草の除草を行いましょう。除草剤の使用についが促進され旺盛に生育し、尻張の良いはくさいが収穫できます。

かん水とマルチカット

 短寸玉や小玉を防ぐには、初期生育を旺盛にすることが一番で適正な水分補給が大切です。マルチ内は水分が不足気味で生育しており、マルチのカット前にかん水し生育を旺盛にすることがポイントです。カットは曇天の日に行うようにし、晴天の日に行うと、脱水症状や翌朝の霜の被害を受けるので、注意が必要です。順調に生育するとマルチカットの時期を注意してください。