営農講座

白菜白菜

川上総合センター 
三宅 基文 営農担当
080-2911-9676
担当者

良品生産のポイント(2013年2月)

本ぽの準備

 良品生産のためには、土づくりが基本となります。春はくさいは、水分維持が大切で乾燥すると、短寸玉や小玉の原因になるので堆肥など有機物を施用し、土づくりに心がけましょう。

抽台させない育苗管理

 春はくさいの品質の良否は苗で大きく左右します。

○抽台(とう立ち)がない
○球丈がある
○生理障害がない

 これらの要件を満たした白菜の生産に努めていくことが大切です。

 育苗目標は、育苗日数25日~30日で、本葉7~8枚の苗にします。この段階で結球に必要な60枚以上の葉数が確保できるため抽台の危険性が低くなります。若苗(5~6枚)を植えると初期生育は旺盛になりますが、抽台の危険性は高くなります。

 白菜の春蒔き栽培は、低温期から高温期に向かう時期になるため、花芽分化による、抽台が最も問題になります。白菜の生育適温は、種子の発芽適温で、18℃~22℃前後、また、12℃以下の低温に、ある程度の期間遭うと花芽が分化し、葉数確保が出来なくなり抽台の恐れがあります。

かん水

 苗の根張りが良く、濃緑でコンパクトな葉に仕上げましょう。

 温床育苗は、多湿傾向になりやすいので特に注意が必要です。

 かん水は、午前中に行い、夕方には床面が少し乾く程度の量とし、軟弱徒長や病気の発生に気を配りましょう。

育苗ポイント

○12℃以下にしない
○本葉7~8枚で定植(大苗)
○多かん水を避ける
○根を老化させない
○温度管理

 15℃~20℃の温床で育苗を行えば、結球に必要な葉数60枚以上が確保されると言われており、最低12℃以下にならないよう保温する一方、日中も25℃以上にならないよう換気をして、管理していきましょう。

定植準備

 堆肥・石灰窒素を使用する場合は、遅くても1ヶ月前までに施用しましょう。元肥の施用は、地温がこの時期低いため、肥料分解が遅いので定植の2週間前までには行い、定植後から肥料が吸収できるように準備しましょう。