
花卉
営農生産部園芸課
坂本 直営農担当
080-2944-5656
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アスター・花トウガラシの栽培の注意と管理について(2014年6月)
アスター
【栽培の注意】- 敷きワラ、マルチ等を行い乾燥や土の跳ね返りによる葉の汚れを防止します。(マルチは地温を上げ、敷きワラは地温上昇を抑えるので栽培時期・場所によって使い分ける)
- 出蕾後は花蕾の重みによって倒れやすくなるのでネットは必ず張り、倒伏防止に努めましょう。
(ネット上げが遅れると葉を傷めたり茎が曲がる原因となるので生育に応じてネットを上げていく) - 出蕾以降、施肥は原則行いません。
(施肥量が多いと病害虫が多くなり、軟弱で品質や花持ちの悪い花となる) - 出蕾期以降は、やや乾燥気味に管理をします。
(高温樹の極端な乾燥は避ける)
花トウガラシ
【管理】①かん水について
- 生育初期の乾燥は生育不良や不揃いを招き、品質に影響が出ます。また、過湿は病気発生の原因となります。
- 頭上かん水や泥を跳ね上げるようなかん水は斑点細菌病などの発生を助長します。
②摘心及び側芽(枝)処理
〔A〕フリースドルフ、コーン・夜祭り・摘心はしません。
- フリースドルフは育成が旺盛で、側枝にも孫枝が多発生するので、生育が旺盛すぎるようなら適度に整理しましょう。
〔B〕コニカル
- 摘心します。
- 摘心適期は草丈15~20㎝時。芽の先を摘み取るように行いましょう。
- 地際から5㎝以下の枝は早めに取り除きましょう。
〔C〕スモールハンズ
- 摘心は草丈20~25㎝のとき、芽の先を摘み取ります。
- 側枝は地際から15㎝まではフリースドルフ同様、生育に応じて取り除きますが、概ね15㎝より上部に発生する側枝は残しておき、摘心後よく揃った太い枝を5本前後残して他は取り除きます。
