営農講座

花卉花卉

営農生産部園芸課 
坂本 直営農担当
080-2944-5656

『芍薬栽培』開花前管理・開花時の注意点について(2013年3月)

 4月になれば茎の先端に蕾が見られ、気温の上昇とともに少しずつ成長し水分吸収も盛んになっています。

 茎が伸び始めたら日当たりや風通しをよくするためと、株が日陰にならないように日当たりの良い環境を整えて下さい。

 また、1株当りの茎(特に蕾をもつ茎)が込み合っている場合、茎を間引く作業を行って下さい。これは、風通しを良好にする(病気発生の予防)事と、1茎当りの花のボリュームを増すためです。なお、間引きをする茎は、細いものから選びハサミで地際部から切除して下さい。

病害

  • 蕾や茎がある程度成長したのち、長雨などによりボトリチス病(灰色カビ病)が発生しやすくなる。
〈対策〉
  • フルピカフロアブル2000倍~3000倍液を雨上がりに散布。

害虫

  • 開花前、蕾にアブラムシがつく事がある。
〈対策〉
  • マラソン乳剤2000倍~3000倍液を散布。

“切り前は、『腹八分目』”忘れずに!

 5月は開花の季節となります。茎の成長は止まり、蕾は大きく膨らみ早生タイプの品種から順次開花していきます。開花を迎えると次は、切り花となります。ここで一番大事なポイントは、次年度の切り花収量の確保を考え、必ず萌芽数の1/4は残すように心掛けて下さい。萌芽数が10本/株の場合では、切り花数を7本以下/株までにとどめるように努めて下さい。どうしてもきれいな花が開花しはじめると残しておくのがかわいそう、もったいないと思ってしまいます。この事が、逆にきれいに咲いてくれる花(株)の寿命を縮める事になりますのでくれぐれも注意して下さい。

 なお、出荷販売用の切り前は、蕾の状態で切り上げるので切り前のタイミングを誤らないよう天候・温度には十分気をつけて下さい。この切り前のタイミングが最重要ポイントです!