営農講座

アスパラアスパラ

有漢総合センター 
渡辺 嘉己 営農担当
080-2928-5881
担当者

立茎中の茎葉管理(2013年6月)

立茎

 立茎開始時期・立茎本数。茎の太さ等は先月号「すくらむ」のアスパラガスのコーナーを参考にしてください。

摘心

 立茎中の摘心作業は、早すぎないことがポイントです。十分に茎が伸び、全体の擬葉が開き、先端が垂れ始める頃が適期です。摘心位置は、140㎝の高さとします。低くすると、側枝の数が少なくなり、横に長く伸び受光体勢が悪くなります。そのため、収穫するアスパラが白っぽくなり、品質の低下を招きます。また、風通しの悪化により、株がムレて病害虫も発生しやすくなり、作業性も悪くなります。

 株元の枝の整理も必要です。地際から60~70㎝以下の側枝は、通風斜光をよくするため、ハサミで基から切り取って下さい。

かん水

 アスパラガスの収量、品質低下(特に穂先の開き)は、土壌水分不足と土壌水分変動が大きな要因と考えられます。畝間かん水を含めて、夏期でも十分かん水できる様に準備してください。晴天が続く場合は、チューブかん水ならば毎日、畝間かん水であれば週2~3回を目安に行って下さい。

追肥

 追肥型のほ場では、立茎開始期からS604または、NK2号を1回あたり20㎏/ 10aを施用して下さい。(施用時期の目安として6/ 10、7/1、7/20、9/1)

 基肥型のほ場では、LPコートS160を利用した省力施肥で追肥をする場合、春芽後半が好ましいです。

病害虫防除

 立茎開始からしばらくは、薬液量も少なく労力的な負担も少ない防除を徹底して下さい。(表1の立茎中のローテーション防除例を参考にして下さい)

※アミスター20フロアブルは高温、多湿条件での使用や展着剤を混用しないで下さい。

※ベルクート水和剤は、収穫前日数が7日のため注意して下さい。

 去年はカメムシの被害が目立ちました。カメムシ類に登録のある薬剤として、アーデント水和剤(1000倍、収穫前2回以内の散布)があります。