営農講座

アスパラアスパラ

有漢総合センター 
渡辺 嘉己 営農担当
080-2928-5881
担当者

2~3月の管理(2013年3月)

 4月中旬頃から露地アスパラガスの収穫が始まります。また、新たに栽培に取り組もうと計画されている方は、遅霜の心配が無くなったら植え付けができるよう、ほ場の準備をしておきましょう。

 アスパラガスは、早いと3月下旬から萌芽を始めます。それまでに畝の整備や春肥の施用、除草剤の散布や堆肥マルチと、やるべきことは沢山あります。天候の安定しない時期ですが、準備万端で萌芽を迎えられるよう、計画的な作業を行いましょう。

 アスパラガスの大敵の茎枯病対策として、残茎の抜き取りと畝面のバーナー焼却は大切な作業です。残茎が簡単に抜けるようになったら畝整備までに随時抜き取り、ほ場の外に持ち出し処分します。抜きにくいからといって地際で切ったりすると、次年度の茎枯病の菌の密度が高くなる恐れがありますので、必ず抜き取りましょう。残茎抜き取り後、晴天が続き畝が乾いたら、暖かく風の無い日に畝面をバーナーで焼却します。残茎抜き取り前にバーナー焼却を行った場合は、株があったところを中心に2回目の畝面焼却を行うと一層効果的です。

畝の整備と春肥の施用

 地表面から、りん芽までの深さを10~15㎝になるように畝上を削ります。

 10 a当たりで、粒状セルカ100㎏ ・苦土重焼燐40㎏・発酵ケイフン400㎏ ・野菜いちばん40㎏を畝上に施用し、レーキなどで土壌とよく混ぜます。畝が崩れている場合は、バーナー焼却後に畝上の土を通路に掻き落し、通路で苦土セルカ等の肥料と混和します。その後、土を畝に戻し畝を整形するようにします。

除草剤の散布

 肥料混和して畝を整形した後、春芽の萌芽前に抑草効果のある除草剤を散布します。一例として、10a当たりロロックス水和剤150g とトレファノサイド乳剤300ミリリットルを水100リットルに混用して土壌表面に散布します。

堆肥マルチ

 堆肥マルチの目的は、 ①草抑え、②土壌の乾燥防止、 ③土の跳ね上がり防止です。除草剤散布後、3~4㎝の厚さに堆肥を敷きます。堆肥マルチを厚くしすぎると地温が上がらず、萌芽が遅れたり、ほ場によっては過湿になることもあるので注意しましょう。