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シャインマスカット 最速の出荷
~西部ぶどう選果場~

糖度計で計測する潮智志さん

糖度計で計測する潮智志さん

撮影日:平成29年6月21日  撮影場所:高梁市備中町

 岡山県内最大のブドウの産地であるJAびほくから早くも「シャインマスカット」がお目見えしました。出荷初日の6月19日から、高梁市備中町の生産者が日量約100kgを持ちこみ、大阪市場へ出荷しています。例年9月下旬から露地栽培の出荷を迎えますが、加温栽培を導入した生産者が「シャインマスカット」の早期出荷に挑戦しています。「JA管内から6月にブドウを出荷するのは、前例がない」とJA担当者も驚きを隠せません。

 挑戦しているのは、潮ぶどう農園。「シャインマスカット」を主力に「ニューピオーネ」を23aで栽培。近年人気が上昇し需要が見込める「シャインマスカット」を早期出荷することで単価高を狙い、今年から加温栽培を導入しています。「小面積だからこそできること。標高約450mに位置するため夜温が他の地区よりも下がり、樹の休眠期があるところだからこそできる」と潮智志さん(44)は挑戦する意義を語ります。父で代表を務める文雄さん(81)は「早期出荷することで、びほくのブドウの更なるイメージアップにつなげたい」と期待を込めます。

 昨年12月に加温を開始。6月12日にJA担当者らと行った内容確認会では、出荷基準である糖度18度以上、酸抜けもクリアし、房形や粒張りもよく食味も良好であり、出荷に踏み切りました。

 卸先である大果大阪青果株式会社の担当者も「『びほくのブドウ』をこんなに早く市場で取引できることに驚いている。仲買人からの注目度も非常に高い」と引き合いが強いです。JA担当者は「今回の早期出荷の実現で、びほくのブドウ全体の出荷期間の延伸につながった。『シャインマスカット』についても『やっぱりびほくのブドウが欲しい』と言ってもらえるように栽培指導などを徹底していきたい」と意気込みをみせました。

 今後、7月中旬から主力である「ニューピオーネ」を中心に12月の氷温ぶどう出荷まで長期出荷します。取扱量1600t、販売金額13億5千万円(うちニューピオーネが約9割を占める)の必達に向け、部会員617人一丸となって取り組みます。

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